「こどもが避難する時、必要なものって?!」
地震や災害時の持ち物、どうしてますか?
自分で作った防災リュックをひっくり返し、見直し点検することにしました。
こども用に作ったリュックの中身をご紹介します。
- 中身実例
- こども用特有の作り方のポイント
- メンテナンスのコツ
- 夏用・冬用の考え方
- 100均でそろえられる物
小中学生用の防災リュック
こども用防災リュックのポイント
こども用は大人用とは違った視点から準備する必要があります。
私が重視したポイントはこちら。
- こどもが親とはぐれた場合に必要なもの
- こどもが食べられるもの
- こどもがひとりで背負える量・重さ
基本は大人が持ち、こどもリュックには
「大人とはぐれてしまった時に必要なもの」「避難所で必要になるもの」を想定しました。
こども用防災リュック作り方のコツ
「その時に必要最低限のものを準備」「季節に対応する」「定期点検する」「子供の成長に合わせる」
以上をふまえて、こんなルールづくりをしました。
- 「基本グッズ」+「夏用」or「冬用」の2段がまえ
- 年に2回、「夏用」と「冬用」を入れ替える
- 入れ替え時にこども服も入れ替え
- 入れ替え時にこどもに中身をチェックさせる
- 入れ替え時にこどもの年齢に合わせ、内容変更する
- 防災専用ではなく、レジャー用のリュックに入れる
大人と違い、子どもは身体も成長し、できることも増えていきます。
服やグッズもその年齢にあったものを準備しましょう。
服やグッズは、こどもの年齢にあったものにしてね!
基本グッズ
用途・工夫・備考 | メンテナンス | |
---|---|---|
家族写真 | 裏に名前と携帯番号 | |
身分証明証 | 写真入りがベター | |
タオル | ||
水 | 賞味期限登録 | |
カロリーメイト | 賞味期限登録 | |
アルファ米 携帯おにぎり | 軽くて水で戻せる。尾西の五目おこわがイチオシ!わかめはイマイチでした | 賞味期限登録 |
えいようかん | あんこ好きなら絶対これ | 賞味期限登録 |
アイマスク | ||
マスク | ||
アルミブランケット | 防風・防水・保温に対応 | |
ビニール袋 | いろいろ包装&緊急用給水バック | |
トイレットペーパー | ビニールに入れておく | |
ウェットティッシュ | ノンアルコール除菌だと口元拭きにも使える | 乾いてないか確認・入れ替え |
歯ブラシ | ||
帽子 | 頭保護と髪型隠し | サイズ確認 |
現金 | 小銭とお札 | |
テレホンカード | 公衆電話の練習も必須 | |
モバイルバッテリー | 動作確認 | |
下着 | 使い捨てが便利 | |
Tシャツ | パジャマ・下着兼用 | |
短パン | パジャマ兼用 | |
視力矯正 | 使い捨てコンタクトが便利 | 使用期限登録 |
ヘッドライト | 電池確認 |
↑防水対策&なにかと必要な袋収納を兼ねて、基本グッズをショップの袋にくるんでセット。
夏用:暑さ対策
夏の暑さ対策と熱中症対策グッズをセットしました。
用途 | メンテナンス | |
---|---|---|
Tシャツ | パジャマ・下着兼用。夏用に追加 | サイズ確認 |
薄手のパーカー | 髪型も隠せて便利 | サイズ確認 |
ズボン | ジャージが便利。サイズ確認 | サイズ確認 |
靴下 | サイズ確認 | |
クールシャツミスト | 暑さ対策と服の防臭 | 通常用と入れ替え |
塩分チャージ | 熱中症対策 | 賞味期限登録 |
冷えピタ | 夏の寝苦しさ解消 | 消費期限登録 |
冬用:寒さ対策
冬はやはり寒さ対策。
汗はあまりかかないと考え、長袖の着替え、カイロをセットしました。
用途 | メンテナンス | |
---|---|---|
ジャージ上下 | パジャマも防寒も | サイズ確認 |
ヒートテック | 防寒 | サイズ確認 |
靴下 | サイズ確認 | |
カイロ | 消費期限登録 |
100均で揃えられるもの
100円ショップでも間に合うもの、結構ありますのでぜひ一度チェックしてみてください。
- ヘッドライト
- レインコート
- アルミポンチョ
- 緊急用給水バック(自立するタイプがおすすめ)
- 使い捨て下着
- ランタン
ローリングストックの管理
忘れがちな定期点検。
無駄に捨てることがないよう、しっかりスケジュール管理しておきましょう。
スケジュールアプリで管理
我が家の使用期限切れと定期メンテのスケジュールはTimeTreeで管理。
- 処理が必要な予定=黄色で登録
- 夏冬入れ替えは5/1、10/1に設定
- 賞味期限の月の1日に予定を登録
- 「✅ 物品名:保管場所」で登録
これで乗り切っています。
我が家は全員TimeTreeで予定管理しているのでこうなりましたが、
google等で別アプリ管理している方はも同じように設定すればOKです。
「忘れない仕組みづくり」が大切!
TimeTreeについては我が家の使い方を書いてますので、よかったらご覧ください↓
まとめ
「子どもが一人で生き延びて避難所暮らしをすることになった場合」という設定でリュックを作りました。
- こどもが親とはぐれた場合に必要なもの
- こどもが食べられるもの
- こどもがひとりで背負える量・重さ
また「その時に必要最低限のものを準備」「季節に対応する」「定期点検する」「子供の成長に合わせる」
以上をふまえて、こんなルールづくりをしました。
- 「基本グッズ」+「夏用」or「冬用」の2段がまえ
- 年に2回、「夏用」と「冬用」を入れ替える
- 入れ替え時にこども服も入れ替え
- 入れ替え時にこどもに中身をチェックさせる
- 入れ替え時にこどもの年齢に合わせ、内容変更する
- 防災専用ではなく、レジャー用のリュックに入れる
大人と違い、子どもは身体も成長し、できることも増えていきます。
服やグッズもその年齢にあったものを準備してくださいね。
願わくば、一生持ち出すことがありませんように!