在宅での避難対策していない…
喉元過ぎれば熱さを忘れますね・・・。
地震直後の非常持ち出し袋も大切ですが、
家での被災生活を強いられる可能性や期間の方が大きそう。
「自宅で被災生活を送る場合の家庭内インフラ整備」について、
防災サイトや資料を確認しながら揃えていきたいと思います!
電気・水道・ガスが9割程度復旧するまでの日数
家で被災生活を送る場合、ライフラインとか買い物がいつできるようになるのか、予想できたら無駄なく準備できるね!
実際のデータに勝るものなし。直近の大地震の復旧率データがありました。また首都直下地震の被害想定も出ているんですね・・・。
東日本大震災 | 阪神淡路大震災 | 首都直下地震等による東京の被害想定 | |
電気 | 6日 | 2日 | 6日 |
水道 | 24日 | 37日 | 30日 |
ガス | 34日 | 61日 | 55日 |
引用元:トクする!防災
電気は1週間で復旧しそう!水道は約1ヶ月、ガスは最大2ヶ月使えない可能性が高そうです・・・
時間軸別:被災時の調理器具
まずは電気で代用できる製品を揃えていた方がよさそうです。我が家は普段ガスで調理していますので、下手したら1ヶ月以上調理が出来ない・・・それは避けたい!
被災1週間後には電気が通っていることを想定して、下記を揃えることにしました。
被災日〜約1週間 調理・湯沸かし器具: カセットコンロ
元々鍋用に常備している売れ筋カセットコンロです。軽いし、汚れの拭き取りが楽で綺麗に使えて、スタイリッシュ!ベージュの色が高級感あって、ごった煮鍋でも上品な感じ(笑 使う時テンションあがります。
ガスボンベの必要本数
カセットコンロはボンベが無いと使えません。
はて1週間の被災中にどのくらいのボンベを準備していればいいんだろ?
イワタニ産業さんの公式サイトに掲載されてました!
カセットこんろで、レトルト食品の温めや温かい飲み物、殺菌・洗浄のための湯沸しに使用した場合の1週間分のカセットボンベの必要本数を試算しました。
① 9.1本(大人2名、気温10度の場合)
② 6.3本(大人2名、気温25度の場合)
イワタニ 公式サイト 使用にあたっての詳細の条件は公式サイトでぜひご確認ください
結構な本数だなと感じました!最大で大人1名、4.5本くらいってことですよね。
我が家は3名だから・・・・13、4本!
結構な量・・・。
ガスボンベ使用期限とネット購入要注意問題
また、カセットボンベにも使用期限があるのをご存知ですか?
錆の無いことを確認して、製造日(缶底に西暦年月日で印字)から約7年以内を目安に使い切ってください。
イワタニ 公式サイト
ここでカセットコンロを普段使いしていない私、倉庫をゴソゴソ。
2014年10月3日・・・ 期限は2021年10月! こ・と・し!
アブナイアブナイ・・・。鍋、やろう。
で、とりあえず1ダース、ネット注文しようと色々サイトを調べて気がついたのですが。
とある通販サイトで写真がアップしてあったのですが、箱に「2016XXXX」の印字が。
2016年のボンベだと・・・2023年中に使い切らないといけないじゃないか!
我が家の場合、そんなにカセットコンロの出番、正直ないんですよ・・・。
ネットで安く仕入れても使用期限が1年後、みたいな事態は避けたいので、ここは泣く泣くホームセンターでしっかり現物を確認して買うことにします。いつもはお得なネットショッピングばかりですが、ここは実を取りたいと思います。
ガスボンベのローリングストックはTimetreeで管理!
我が家の場合14本常備。使用期限は7年。そして普段殆どボンベを使わない・・・。ボンベの使用期限管理も必須だ!
ローリングストック法ってご存知ですか?
ローリングストック法は、言葉の通り、ストック(備蓄)をローリング(回転)すること。 備蓄した食品を定期的に消費し、食べた分だけ買い足していく方法です。
引用元:無印良品公式サイト
主に食べ物に有効な方法ですが、ガスボンベも使用期限があるから必要ですよね〜。
使用期限とか、使っていなかったらホントに忘れちゃう・・・。
そこで愛用のスケジュール管理アプリ「TimeTree」の出番です!
毎年鍋の季節、12月くらいに「ガスボンベ3本入れ替え」とスケジュールを入れておくことにしました!これで忘れずに在庫管理することができます。鍋も忘れず楽しめる(笑
これで、被災から1週間、ガス、電気の無い生活を乗り切ります!
被災から1週間〜 湯沸かし家電:電気ケトル
被災から1週間。電気が復旧し、とりあえず一安心!
ガスボンベの在庫も尽きてきたので、ここからは電化製品を使って乗り切っていきましょう!
まずは湯沸かし。普段使いしている電気ポットを使える嬉しさ〜!
我が家は2年程このモデルです。早く沸くし容量もあるので、3人分のお茶とカップスープくらいなら一度で沸かせちゃいます。
被災から1週間〜 調理家電:卓上IHクッキングヒーター
ガスコンロで対応していた炒める、茹でるなどの調理。まだガスは使えないので卓上型のIHクッキングヒータで代用します。
炒め物も出来る1400WタイプでAmazonでも現在売れ筋、他サイトでも高評価だったアイリスオーヤマ製です。
1000Wの方がお手軽ですが、しっかり料理をしたい場合はこちらの方が良さそうです。
被災から1週間〜 調理家電:ホットクック
IHクッキングヒータが無いので、買っておこうかな・・・と考えていたのですが、はたと気がつきます。
電気で炒める、煮る、焼くができる電化製品・・・。ホットクックじゃん!
電気の力で大抵の料理を作ってくれるホットクック。時短の為に導入しましたが、災害時にも強い味方になってくれそう!
ガスで調理している方は、防災用の卓上IHの代わりに普段使いもできるホットクックを取り入れる、というのもありかもしれません。
家電は買うなら防災用とはいえ、普段使いできるものの方がよいですね。使わない家電は悪くなりやすいですし、使い慣れていればいざという時にも安心です
調理用品と給餌用品対策
いつも使っている鍋やお皿。そのまま使いたいところですが、水道が約1ヶ月使えないとなると水が本当に貴重品になります。
洗い物は極力避けたい。
そこで下記のような工夫をすることで洗い物を減らすことができます
・フライパン:アルミホイルを敷く または食材をホイルに包んで調理
・鍋:湯せんできるものは、食品用の「高密度ポリエチレン製」の袋で湯せん
・皿:ラップを敷いたり、巻いたりしてその上に食材を盛り付ける
・紙コップ、紙皿も活用
日本製で安心して使えそうな高密度ポリ袋、早速ポチりました。
まとめ
調理・食事関連の家庭内インフラ。事前対策できることをまとめてみました。
電気は1週間で復旧しそう!水道は約1ヶ月、ガスは最大2ヶ月使えない可能性が高そう、という条件から考えた対策です
以上、調理関係のインフラ対策について考えてみました。
今後生活インフラ対応や、常備する食品について対策を考えながら書いてみたいと思います。
少しでも災害対策のヒントになれば幸いです!
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